学長メッセージ
『花と成る』
この世に生を受けた「たいせつないのち」。
植物の種子(SEED)が、たとえ見かけが同じでも、違う色の花が咲いたり、花が咲く時期が異なったりするように、子どもたちの才能(個性)も、一人一人違っています。
私たち教育者を含め、周りの大人たちは、そのやわらかい命をそっと包み込み、適切なタイミングで、適量の水や栄養(学習や運動、食事)、そして光(プラスとなる言葉かけ)を与えてあげることで、種は芽吹き、双葉となり、枝葉をぐんぐん伸ばし、やがて立派な「花」を咲かせていきます。
しかし、子どもたちは、自分では長所を認識できません。当たり前に出来てしまっているからです。
才能や能力は、その長所に入っているため、それを引き出し、伸ばしてあげる手だてが必要です。
本学の建学の精神「個性の伸展による人生錬磨」の真髄となる、乳幼児期の教育の使命は、そこにあります。
子どもたちに寄り添って、共に遊び、共に笑い、時には泣いたりしながら、豊かな人間性や「生きる力」を育み、共に学んでいける教育者を目指して、頑張っていただきたいと思います。
学長 都築 みき枝
建学の精神
天地万有 ものみな 絶対の真と、 存在の意義がある。
物は心によって 価値を生じ、 人は教育によって、 永遠に輝く
創立者 都築 頼助 都築 貞枝
人は誰しも生まれつき、その人にしかない優れた資質や美点、長所である天分、つまり「個性」を持っています。各々の天分に合った、仕事や生き方をしてこそ、存分に力を発揮でき、働きがいや生きがいを感じて生きていくことができます。
建学の精神『個性の伸展による人生練磨』は、その生まれ持った「個性」を引き出し、伸ばして、学校を卒業してからも、進路・職業などを通して、生涯にわたり練磨していく、という理念で、全国にある学園グループ共通のpolicyです。
また、<第一>という校名は、その天分を仏教哲学でいう「第一義諦」に由来したもので「真実なる、もっとも優れて尊い個性 identity」であり、個人はもとより、地域や国、学校、企業など、それぞれにおける’個性’です。
「令和」という新時代の幕が開け
日々刻々とめまぐるしく変化する環境や社会において、教育の重要性はますます高まりを見せ、EdTechやグローバル化、イノベーションの育成などにおいて、日本の教育は今、大きく変わろうとしています。
時代の流れと共に変えていくべきものと、守っていくべきもの。私たちは常にそのバランスを取りながら、社会生活を送っています。
本学は、ONE ON ONEの深いコミュニケーションで、「個性」をみつめ、自らの力で「夢」を描いて、それを現実させていくための「学び」の場です。
一人一人の夢を世界へ、そして明るい未来を紡いでいってもらいたいと思います。
Build a dream, the dream will build you!
学園総長 都築 美紀枝