キャンパスブログ

卒業生の輝き☆25

 3月20日令和6年度の卒業生の学位授与式(卒業式)が執り行われ、その後、謝恩会が催されました。謝恩会では、卒業生からそれぞれの短大生活2年間の思い出や、今後の希望についての発表がありました。教職員に対して感謝の言葉を、また、楽しいクラスづくりに励みたいという頼もしい意気込みも聞くこともできました。中には、短大での思い出が溢れ、涙が止まらない卒業生も・・・・充実した短大生活が送れたようです。

 あれから約1ヶ月・・・それぞれ保育者として勤務しています。

 自分の理想の世界と現実にギャップを感じている人もいるかもしれません。 “笑顔いっぱいの保育士” “みんなから信頼される保育者” “子どもと保護者の両方にも寄り添える保育者” “子どもと保護者の支えになれる保育者”・・・それぞれが持つ理想は様々です。一方では求められることも様々です。明るさ、優しさ、元気さ、素直さ、必要により厳しさなど。うまくこなせない自分に歯がゆさを感じているかもしれません。

 先日、就職園に訪問をさせていただきました。ある卒業生のお話ですが、

「明るく優しく園児に接してくれているだけではなく、必要に応じて躾もしっかりと行っています」

とお褒めの言葉をいただきました。園長先生をはじめ園の先生方がしっかりと見守ってくださっていることに感謝申し上げたいと思います。

 

 人の幸せの感じ方は人によって様々です。人に役立っていることを実感することで幸福感を感じる人も多いと思います。保育者の仕事は、子どもの成長を実感する場面がたくさんあります。子どもの成長を実感できることは大きな喜びです。その場面を他の先生、保護者の方々と共有することで更なる喜びとすることができます。その喜びを実感することが幸福感につなげられます。

 日々平凡な仕事の中で、自分を見失うこともあるかもしれません。自分のなりたかった仕事でも全てが楽しい訳ではありません。ギャップが生じてもしかたがありません。そのギャップを埋めるためには、その仕事を真に好きになることが大切であると思います。

 頑張れ!25年卒業生!

卒業生の様子(就職先訪問)

(文責:令和6年度 就職課)